阪神タイガースの藤浪晋太郎は、ある時を境にコントロールが定まらなくなってきました。
それまでもコントロールの良いピッチャーではありませんでしたが、さらにコントロールが悪くなりました。
一説には「何かの病気になっているのでは?」とささやかれていますが、おそらく精神的な病気である「イップス」ではないかと言われています。
イップスってどんな病気?!
イップスとは精神的な病気みたいなものです。
イップスとは精神的なことが原因となり、体が思うように動かなくなる状態のことを指します。
イップスはもともとゴルフから言葉が使われるようになりましたが、現在ではスポーツ界全体で使われるようになりました!
イップスは直接の原因があるわけではなく、また、具体的な治療法が開発されているわけではありません。
「病気」というと少し大げさなところはありますが、完全に精神面が影響している病気のようなものです。
イップスは治る病気なの?
イップスはあるプレーをきっかけに急に発症する可能性のある病気です。
そこで気になるのがイップスは治るような病気なのか?!というところですが、イップスには関しては「治る可能性がある病気」と言えます。
しかし、どれくらいの期間で治るのかは全く予測がつかないですし、急に治る場合もあります。
長い人であれば数年から数十年治らない人もいる病気だそうです。
藤波晋太郎のイップスの原因とは?!
藤波晋太郎がイップスとなる原因となったのは、元広島カープの黒田博樹への悪送球が原因ではないかと言われています。
黒田博樹をバッターボックスに迎えた藤波晋太郎は、バントの構えをしている黒田博樹に対して、インコースのボール球を投げました。
しかも、バッターぎりぎりのボールでした。
そして、また黒田博樹はバントの構えをしているにも関わらず、また同様に黒田博樹に当たるようなボールを投げました。
これには温厚な黒田博樹も怒ってマウンドの藤波晋太郎の元に詰め寄り、あわや乱闘騒ぎになりました。
この投球をきっかけにイップスになったと言われています。
これは2015年の試合のことでした。
藤波晋太郎は2015年まではデビューから3年連続の2桁処理をしてきましたが、2016年以降は急激に成績が落ちてしまいました。
この試合は4月25日なので、このシーズンはイップスの影響はなかったと思われますが、翌年の2016年から急に発症したとされています。
あまりの不調が続いたので一部のファンからは引退説が流れました・・・
藤波晋太郎はイップスではなくただの不調?!
藤波晋太郎は元々コントロールの良いピッチャーではないので、負けが多くなってきたのはイップスでもなく単なる不調が続いているだけでは?という見方をしている人もいます。
単なる不調であればどこかのタイミングで復活することも十分に考えられるので、イップスになっていることに比べると全然マシですね!
まとめ
イップスについては、原因不明な病気でありますし、改善方法も不明な病気と言われています。
どの選手でもいつでも発症する可能性もある病気です。
しかし、イップスになったからといって諦めるわけではなく、これから復活に向けて頑張っていってもらいたいです!