イチローといえば日本でもメジャーリーグでも数々の記録を打ち立てています。そして、道具に関するこだわりが凄く、かなり追求しています。
今回はイチローが使っているグローブやバットについて、どうのように手入れしているかなど調べてみました。
目次
イチローのプロフィール
・名前:鈴木一朗(すずき いちろう)
・出身地:愛知県西春日井郡
・生年月日:1973年10月22日
・身長:180cm
・体重:79kg
・高校以降の経歴:愛知工業大学明電高校~オリックス~シアトルマリナーズ~ニューヨークヤンキース~マイアミマーリンズ~シアトルマリナーズ
・ドラフト:1991年 ドラフト4位
・ポジション:外野手
・スタイル:右投げ左打ち
イチローは意外とドラフト4位でプロの世界に入って来ています。
そして、プロ野球生活は28年目を迎えようとしている野球界の伝説です!
イチローの使っているグローブ
イチローの使っているグローブは「ミズノ」のグローブで、ミズノ職人がこだわりを持って作っているグローブです!
イチローのグローブへのこだわりは大きく分けて3つあります。
1.グローブの革を薄くして軽量化
イチローのグローブは革を極限まで薄くして軽量化をはかっています。革を薄くすることで素手に近い感覚でボールを処理することができます。
しかし、軽量化をしすぎるとグローブの耐久性がなくなるため、イチローはグローブを1ヶ月に1回くらいの頻度で交換するそうです。
2.ヒモは緩めにしてグローブを開くように
人差し指から小指にかけてのグローブのヒモは他の選手よりも緩く設計されています。これによってグローブをしっかり開いてボールを捕球することができます。
メジャーリーグに行ってからは、強い打球を捕るために日本にいる頃よりも少しキツめになっているそうです。
3.ヒモを結ばないようにする
イチローは親指のところのヒモであったり、捕球に直接関係ないところのグローブのヒモは結ばないようにしています。
ヒモを結び直すと手の感覚が変わる恐れがあるということで、結ばないようにしています。
イチローの守備について
イチローの守備の特徴は、「全てを兼ね備えている」というところにあります。
イチローは足が速いだけでなく、一歩目のスタートも早いため、非常に守備範囲が広いです。
そして「レーザービーム」と言われる強肩を持っています。
オリックス時代からマリナーズ時代にかけて17年連続でゴールデングラブ賞を受賞いています!
バッティングだけでなく、守備に関しても日本人最高のプレイヤーです!
試合で使っているバット
イチローはグローブと同じくバットも「ミズノ」のバットを使っています。
イチローはバットにも相当こだわりがあり、バット工場を直接訪れてバット職人に対して「相当な覚悟を持って仕事してください」と告げたそうです。
イチローは年間に40本ほど試合で使うので、バット職人の方は80本くらいのバットを持って行ってイチローに選んでもらいます。
中には「これはダメです」ときっぱり言うこともあるそうです。そして、どこが悪かったのかを意見を交換して次に活かしていくということで良いバットを作り続けています。
イチローはバットのグリップがほんの数ミリ違うだけで分かってしまいます。
他のプロ野球選手では全く分からないような差でもすぐに気付いてしまいます。
また、他のバットの感覚が手に残るのが嫌なので、絶対に他の人のバットを持ちません。
メジャーリーグでは、色んなところに遠征に行くので、そのせいで湿度でバットの状態が変わってしまいます。
そのためバットの状態を一定に保つために専用のバットケースにいれてバットの状態を一定に保っています。
イチローのバッティングについて
イチローのバッティングですが、数々の記録を打ち立ててきました。日米合わせて主なこれまでのタイトルはこちらです。
- 首位打者:9回
- 日本人初の年間200本安打
- 打点王:1回
- 盗塁王:2回
- 年間ヒット数:262
これ以外にも数え切れないくらいの成績があります。
打点王と盗塁王の同時獲得は、日本人初の記録になりました。
イチローは試合ではホームランは少ないですが、練習ではメジャーリーガーを含めて、1番ホームランを打ちます。
実はパワーも持っていて、イチローのホームランは全て狙って打っているとも噂されています!
ヒットを諦めてホームランを打つことだけに専念したら年間が40~50本は打てるとも言われています。
これほど走攻守が揃う上に全てにおいてトップクラスの成績を残せる選手は今後現れるのでしょうか?
まだまだ現役のイチローがこれからどんな記録を出して行くのか楽しみです!